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バイフェンジー

カタカナで書くと何のことか解りません。

中国語での「ある表現」なのですが、漢字で書くとさすがに 『ああ』と納得、
一目瞭然。漢字文化圏で良かった。

百分之二十(バイフェンジーアルシー)

見たまま、読んだまま「百分の20」つまり20%(パーセント)の事。
面白いですよね。

私が一番最初にこれに気付いたのはある歌の詩の中に

百分之百是你(私の心全て、100%あなたでいっぱい)

というのがあって「たまたま聴き取れたもの」でした(参考書・問題集で見たわけ
ではない)。最初は歌詞だけに婉曲表現かとも思っていましたが、その後NHK
の華語版を聴くようになって、特に経済ニュースなんかではこの「バイフェンジー」
が連発されるのを聞いて一般的表現なのだと知りました。

国際的な単語であっても日本語のように「表音的」に「パーセント」と表現されず、
中国語で音を代用した漢字を使うことなく「表意的」に「百分之」と表現される…

これが中国語のある意味「面白さ」であり、同時に「壁」でもあるように思えます。
例えば度量衡単位なんてほとんど「憶え直し」の世界。
cm(センチメートル)は公分(コンフェン)、1kgに至っては2斤(リャンジン)あるいは
1公斤(イーコンジン)だし。。


ついでの話、ロシア語ではどう言うか。。折角なので。

ロシア語ではпроцент(プラツェント)。

音で解る通り外来語そのまま、ロシア語風なだけ。ただし、ロシア語特有の
「格変化」があります。
いわゆる「数量生格」というもので、ものを数える場合に語尾が変化します。
名詞には性がありますので、それも影響します。

процентは男性名詞。しかも数によって変化の仕方が変わります。

1процент
2процента
3процента
4процента
5процентов
6процентов

つまり「1」の場合は格変化はなし。
「2」~「4」までは単数生格で男性名詞語尾の「а」がつき
「5」以上は複数生格となって男性名詞語尾の「ов」がつきます。
このовは「20」まで続き、「21」はまた「1」なので格変化なし、
「22」~「24」は単数生格で…と続いて行きます。

この「процент」の部分が女性名詞、または中性名詞であれば
それぞれの格変化が起きるので、きちんと憶えておきたいところ。

最初はまごつきますが、慣れればさすがにちゃんと格変化させないと
気持ち悪くなるくらいにまではなります。

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コメント

>>気持ち悪くなるくらいにまではなります。

本当ですか?!

格変化や時制の厳格な言語を話している人だと、中国語を学習するときには相当違和感がありそうですね。

イタリア人に着物を紹介すると、女物は Kimona、複数あると Kimoni と呼ぶとか...。

投稿: Shira | 2009年7月 3日 (金) 午後 03時28分

Shiraさん ありがとうございます!

中国語は格変化や時制変化がないからこそ、それを補う成分が煩雑すぎて難しい…学習を始めていきなり気付かされたのがそれでした。。過去形が厳密に過去形ではない…これを語感体感で理解するまでに後どれくらいかかるかな。。と今でも思います。

「気持ち悪くなる」というのは聞いていて、話していて「アレ?」「?」と一旦思考停止してしまう、あんな感じのことです。

日本語でもひとつ、ふたつ、みっつ…とやっていて、ここのつ、とお、じゅうひとつ、じゅうふたつ…とやられたら、「そうじゃないよ」と言いたくなる。。ちょっと違うけどもそんな感じです^^

あと、日本語単語も各変化させるのでおかしなことになる…というのはまた後日の投稿でお話したいと思います。

投稿: masay | 2009年7月 5日 (日) 午後 02時51分

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